【Git】Git入門レッスン_Chapter05_13-16
過去のコミットを打ち消す（コミットログは残る）
git revertを使い、過去のコミット内容を破棄する方法。
git reset --hard コミットIDを使うと指定したコミットIDからHEADまでのコミットがなくなってしまう。
過去の１コミットのみ内容を破棄する方法。
# 指定したコミットIDの内容を破棄する $ git revert コミットID
viが起動し、コミットメッセージを入力を求められる。
コミットメッセージの先頭には Revert が付加されている。
コミットする
４行目にRevert理由を追記する。
viを保存終了したら、コミットされる。
追記なしで保存しないで終了しても、コミットはされるので注意。
コミットを中止する
コミットメッセージをすべて削除し保存する。
コミットは中止されても、$ git revert によってファイルはすでに修正された状態になっている。
元に戻すには、$ git reset --hard HEAD で最新のコミットに戻す。
過去のコミットを破棄する（ログ上からも削除）
git rebaseを使い、過去のコミットを破棄する。
$ git rebase -i 修正したいコミットの１つ前のコミットID
コマンドの意味
- p, pick = コミットを利用
- r, reword = コミットを利用、コミットメッセージは編集
- e, edit = コミットを利用、修正のため処理を一時停止
- s, squash = コミットを利用、前のコミットと合体
- f, fixup = "squash"に似ているが、コミットメッセージは破棄
- x, exec = シェルコマンドを実行
- 行を削除 = コミットを削除
複数のコミットを１つにまとめる
git rebaseを使い、複数のコミットを１つにまとめる。
# コミット履歴を表示させる $ git log --oneline 511be21 aboutメソッドを追加 6b2873d ファイル名変更 10ce6f1 showメソッドのメッセージを修正 ← これと a8334da showメソッドのメッセージを修正 ← これをまとめる bfda1a2 WhatIsGitにshowメソッドを追加 84cb0c0 WhatIsGitクラスを追加 # まとめる $ git rebase -i bfda1a2（まとめるコミットの１つ前のID）
必ずまとめるコミットを含めてpickする必要がある。
上記の例では、bfda1a2を指定する。
起動したvim画面で、対象のコミットをsquashに変更して保存。
pick a8334da showメソッドのメッセージを修正 squash 10ce6f1 showメソッドのメッセージを修正 pick 6b2873d ファイル名変更 pick 511be21 aboutメソッドを追加
起動したvim画面でコメントを編集して保存。
過去のコミットを修正する
git rebaseを使い、過去のコミット内容を修正する。
# コミット履歴を表示させる $ git log --oneline 592cc60 aboutメソッドを追加 b0c1201 ファイル名変更 cf0dac2 showメソッドのメッセージを修正 ←ここの内容を修正する bfda1a2 WhatIsGitにshowメソッドを追加 84cb0c0 WhatIsGitクラスを追加 # 書き換える $ git rebase -i bfda1a2
vim画面が表示されるので、対象コミットの行頭コマンドを変更して保存。
e cf0dac2 showメソッドのメッセージを修正 pick b0c1201 ファイル名変更 pick 592cc60 aboutメソッドを追加
この後の操作
- 処理が一時停止中。修正待ちの状態となっている
- ファイルの内容を修正したら、
git add . - コミットの上書きとなるので
git commit --amend - 処理再開
git rebase --continue
git rebase後はコミットIDが変わる
git rebaseを使用すると、再コミットされて元のコミットと別物のコミットが生成される。
なので、コミットIDが変わってしまう。
ログにHEADを表示させる
$ git log --oneline --decorate cf0dac2 (HEAD) showメソッドのメッセージを修正 bfda1a2 WhatIsGitにshowメソッドを追加 84cb0c0 WhatIsGitクラスを追加
注意
git reset git rebaseの使用が許される基準。
git pushする前（未公開）の自分が作ったコミットしかない場合のみOK
参考書
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